「敷金と礼金はなしの物件がいいです」
最近はこのようなご要望が特に増えています
でも皆様そもそも、この「敷金」と「礼金」ってどんな物だか理解していますか?
本当に理解していれば「敷金と礼金はなしの物件がいいです」という言葉はまず出ません
何故かというと…
そもそも敷金とは何ぞや
まず敷金とはそもそも払うお金ではなく預けるお金です。
昔は家賃を滞納した分を敷金から差し引くという形を取っていました
つまり意味合いとしては担保に近いです
そして退去の際の原状回復費用もこの敷金の中から相殺する
これが本来の敷金の使い道
しかし現在は保証会社が家賃を滞納した場合借主に代わり家賃の支払いをする仕組みがあるので敷金から差し引くという事は殆どありません
ですので原状の敷金の使い道としては「退去時のクリーニング費用」となります
この特性を生かし、敷金礼金ゼロで謳い、クリーニング費用として別途請求する会社も増えています
こちらの方がネット掲載で目立つのですが…
敷金という名称が「クリーニング費用」に変わっただけで殆ど金額に変化はありません
実際敷金の中からクリーニング費用が引かれ残りは返金されます
つまりこの意味を理解していれば敷金がゼロでもクリーニング費用が請求されることがわかる為「敷金ゼロ」の賃貸物件は意味が無いことがわかります
では礼金とは?
では続いて礼金ですが、こちらは読んで字のごとく「お礼金」つまり大家さんにそのまま渡す金額です
ですのでこちらは当然無い方が良い物になります
払って特になる事はほぼありませんからね
しかしこの礼金がある賃貸物件は礼金が中々付けられない今の時代だからこその自信のある物件だと思って良いと思います
かなりの好立地に存在する物件や新築物件がこれに当たります
しかし現在新築の賃貸物件でも礼金は中々付けられません
ですので礼金の付いてる物件はある意味希少と言っていいと思います
ちなみに敷金と礼金の意味を調べると以下のような意味になるそうです
(以下wikipedia参照)
敷金
敷金(しききん)は、法律用語で、不動産の賃貸借の際、賃料その他賃貸借契約上の債務を担保する目的で賃借人が賃貸人に交付する停止条件付返還債務を伴う金銭である。
賃貸借契約が終了する場合には、賃借人に債務不履行がなければ明け渡し時に返還され、本来預り金的性格を有する一時金である。ただし、近畿地方以西の西日本では権利金(礼金)の性質を持ち、一部(多くは賃料の1ヶ月分)が返還されないことが多い。これを敷引と呼ぶ。敷引等は「権利金」「礼金」と同様の「賃料の前払的性格」を有するものである
礼金
礼金(れいきん)とは、主に関東地方において、不動産の賃貸借契約の締結の際に賃借人が賃貸人に対して支払う一回払いの料金である。原則として返還されるべき敷金や保証金、建築協力金などとは異なる。近畿地方における敷引き(賃貸人が「敷金」として受領した金員のうち一定額を返還しないこと。なお、当該一部については不返還である以上は法的には敷金ではないとも考えられる。)に相当する。
今後もこういった事を継続的に発信していこうと思います