賃貸物件を借りたときには、家賃を毎月支払っていきます。
家賃の支払い方には、前払いと後払いがあります。
この記事では、賃貸物件の前家賃について、メリット・デメリットをご紹介します。
賃貸物件の初期費用の前家賃とは?後家賃との違いは何?
賃貸物件の家賃の支払い方は、前家賃と後家賃の2種類です。
賃貸契約書に、前払いか後払いか記載されています。
前家賃は前月に支払う方法
当月分の家賃を、前月に支払うのが前家賃です。
賃貸物件の多くは前家賃での支払い方法を採用しています。
前月に次月の家賃を、月末や25日までと決められた期日までに支払い、振込や口座引落し、手渡しで支払います。
当月分を前月に支払うので大家さんとしては安心でき、退去前には発生する家賃をすべて確実に回収できます。
後家賃は当月に支払う方法
当月分の家賃を、当月に支払うのが後家賃です。
家賃は当月にならないと支払われないために、大家さんにはリスクがあります。
支払い方法は前家賃と同じく、振込や口座引落しまたは手渡しです。
賃貸物件での採用はほとんどないですが、公営住宅の一部であります。
民法では賃貸の家賃は後払いであると記載がありますが、これは任意規定であり、必ず従う必要はありません。
賃貸物件の初期費用である前家賃のメリットとデメリット
前家賃は大家さんにとってメリットがありますが、入居者にとってもメリットがあります。
大きなメリットというと、退去時の家賃の支払いでしょう。
前月に家賃を支払っているので、退去月には新たに家賃を支払う必要がありません。
次の住まいで初期費用が発生するとなれば、余計な家賃の支払いの負担が発生しないです。
場合によっては、退去する部屋の敷金が戻ってくれば、新しい賃貸物件での初期費用に充てられるかもしれません。
前家賃のデメリット
賃貸物件を借りて契約するとなれば、前家賃だと初期費用として、次月分までの家賃を支払わないとなりません。
契約時に支払う家賃は、当月分の日割り家賃と次月分の家賃を合わせた金額です。
前家賃で契約すると、入居時の初期費用が余計にかかります。
初期費用には不動産屋の仲介費用や、鍵交換代金などもあり、これに契約物件の家賃がプラスされます。
ただし、退去時は新たに家賃を支払う必要がないので、前家賃はメリットとデメリットが表裏一体となっています。


