震災以降、地震が多く住宅購入を検討していても家を立てるかどうか迷っている方も多いのではないでしょうか。
住宅の耐震については不安もありますが、まずは自分たちで知っておくことが大事です。
ここからは、新築一戸建ての購入を検討している方に、耐震基準について解説します。
新築を購入する際に知っておきたい~耐震基準とは~
新築を購入する際にまず知っておきたいのが「耐震基準」です。
耐震基準とは、住宅や建物が最低限の耐震性があると認められ、建築を許可される基準のことです。
一般的に1981年5月までの耐震基準を「旧耐震基準」、それ以降を「新耐震基準」と呼んでいます。
この2つの違いは、どの程度の地震に耐えられるかという基準を示したものです。
●旧耐震基準は「震度5程度の地震で倒壊しないこと」
●新耐震基準は「震度5程度の中規模地震でほとんど損傷せず、震度6強~7程度の大地震でも倒壊・崩壊しないこと」
このように定義されています。
2000年からは、基礎構造や耐震壁のバランス、接合金物の規定などさらに厳しくなりました。
新築を購入する際の耐震性~等級について~
耐震基準の次に知っておきたいのが、家の耐震性能を左右する3つの等級です。
耐震等級とは住宅の耐震性能を示す値と指標のことで、1~3の等級があります。
建物の壊れやすさや、崩壊のしにくさを3段階の級で表します。
●耐震等級1:震度6や7の地震が起こっても倒壊しない強度
●耐震等級2:1の1.25倍の力の地震が来ても倒壊しない強度
●耐震等級3:2の1.5倍の力の地震が来ても倒壊しない強度
耐震等級3がもっとも地震に強くて耐えられる建物といえます。
なお、長期優良住宅の認定を取るには耐震等級2以上に相当する必要があります。
新築一戸建ての場合、長期優良住宅と認められる耐震等級2以上であることが望ましいでしょう。
ただし、耐震等級はあくまでも建物の地震に対する強さのみを表す指標です。
建物が建てられている地盤や地下の地形などによっては耐震等級2の新築住宅であっても大震災で崩壊することもあります。
新築の一戸建てを購入する際には、建てられている地盤や地下の地形などについても良く調べておく必要があるでしょう。
地盤改良が必要かどうか、住宅メーカーとよく相談することが大切です。


