集合住宅では、ほかの部屋からの音が多少は聞こえるものです。
しかし音漏れが多いとなかなか落ち着けないものなので、他人の生活音がどれだけ聞こえるかは入居前にできるだけ確かめておくと良いでしょう。
今回は、賃貸物件でどれだけ音が聞こえるかをチェックする方法のほか、音漏れの予防法や騒音トラブルへの対処法も解説します。
賃貸物件で注意したい音漏れをチェックする方法
各賃貸物件で実際に音漏れしているのかを確かめる方法には、まず在宅の住人が多いタイミングで内見に行くことが挙げられます。
平日の日中などに現地を訪れると学校や仕事で出かけている住人が多く、音が聞こえやすい住まいでも比較的静かなことが珍しくありません。
平日に内見するなら夜間、日中に見学したいなら土日祝日を選ぶと、在宅の住人が比較的多くて音漏れの程度がわかりやすくなります。
現地にいる際に周囲の部屋からの音をしっかりキャッチできるよう、耳をすますことも大切です。
壁を軽く叩いてみるのも方法のひとつであり、音や手に伝わる感触などから住戸の仕切りの素材や厚みなどが多少推測できます。
空室が2部屋並んでいれば、隣の部屋で声や音を出してもらうのも良い方法です。
騒音トラブルの主要な原因である隣室の声や音の聞こえやすさがよくわかり、入居後の環境を想像しやすくなります。
ただ、空室が2部屋並んでいないと隣室で音や声を出してもらうのは難しいのでご注意ください。
賃貸物件で注意すべき音漏れを防ぐ方法と騒音トラブルへの対処法
換気のときにテレビなどの音を小さくするのは、音漏れを予防するひとつの方法です。
窓を開けていると通常よりも周囲に音が聞こえやすく、場合によっては苦情につながります。
夏場に部屋のドアを開けて風を通したいときも同じであり、涼しくはあっても音が周囲に聞こえやすくなりますので、時間帯やタイミングには気を付けましょう。
このほか、防音カーテンをドアや窓の前に取り付けるなど、市販のグッズを活用すると音漏れを少しでも防げます。
以上のような対策を講じても「うるさい」と苦情を出された際には、まず誠意をもって謝罪し、指摘された音を出さないよう気を付けるのが基本的な対処法です。
周囲にやや騒がしい住人がいる場合には、本人に直接注意をせずに家主などへ連絡します。
直接指摘すると揉めやすいうえ、近隣住人の誰が騒音を出しているのかはわかりにくいものだからです。
話がこじれないようにうまく対処してもらえますので、基本的に家主などへ対応を頼みましょう。


